△12節の結果 柏0-0浦和 三協F柏
ACLの舞台からJの舞台に戻っての初戦。帰国後の調整時間が短く、チーム戦術の積み上げに割けるトレーニング時間は多くなかったように感じたが、それなりに期待感のある攻撃と守備をしていた。連携という面ではまだ時間がかかりそうだが、個々の能力の高さは感じた。成績上位の柏相手にアウェイで引き分けは悪くない。
△13節の結果 浦和0-0広島 埼スタ
オリ10としてのプライドを何とか保った試合。良くもなく悪くもなく、修正が一番難しい状況になりつつある。キッカケが欲しくなる展開だった。個の能力では点の取れる選手がいるが、そこまでの過程がとにかく遅い。時代に取り残されている感あり。あえて前向きに言うのなら、動かないバス停どうしを個人スキルのみで上手くパスを繋げられるものなんだなぁ、と感心した。
※2試合の総括
昨季から取り組んでいる5レーン理論に拘りすぎて、攻撃時のバス停化が顕著に見られ、使いたいスペース、作りたいスペースが効果的に使えていないように感じる。特に5バック守備を採用する相手に、はなから使いたいスペースに味方が留まりすぎて引き出しにならず停滞する。相手5バックに5人の味方、最終ラインに10人いたら有効なスペースはどこに?って感じ。そこを無理矢理こじ開けるのはかなりしんどい。守備をさせない相手をそこに作り出さないと数的有利、位置的有利を有効には使えないと感じる。個の能力は高いので、融合・連携のとれた攻撃からの得点・パターンの表現を次節以降に見られることを期待して総括にします。