準々決勝 〇浦和4-0BGパトゥム
前回の試合から中2日での連戦。勢いはそのままに順調な試合の入り方かと思われたが、2度ゴールネットを揺らすもVAR介入によりハンド・オフサイドの判定でゴール取り消しに。勢いを削がれる前半になり、怪しい雰囲気を感じていたが、その流れを打ち消す連携からの綺麗な崩しで先制点。コーナーキックで追加点と良い流れに再び乗った。後半は連戦の影響を少し感じつつも、全体的には試合をコントロールしながら追加点を奪い、完勝に近かったのではないだろうか。
準決勝 〇浦和2-2(PK3-1)全北現代
この試合に関しては、ひと言「サッカーの王道を見た」で済むかと思う。チャンスを活かし切れないと足元をすくわれるという王道の展開。最後は精神力?みたいな昭和のスポコン要素満載で、手に汗握る激闘などと言われるが、要は決定力不足をお互いに披露したまで。時代は令和である。成長過程にあるチームなだけに、課題も見えた試合だった。結果、勝利して決勝へのチケットは手にしたが、ここからの半年間で今後数年のクラブのあり方が問われることになるだろうから、期待しながら残りのシーズンを堪能したいと思う。